2013_togawa_009
2013_togawa_004
2013_togawa_003

砥川の家

 

 

夫60代、妻50代の夫婦二人暮らし。これから訪れる老後に備える、「備える住まい」。ただ段差の解消や手すりを設置するだけでは、「老後に備える住まい」とはいえません。身体能力や体力が衰えていくことを考えて、「家事をラクにするプラン」に変更したり、家庭内事故の早期発見や軽度の介護を想定して、「お互いを見守れるプラン」にしたり、室内温度差による健康障害(ヒートショック)の防止のために、断熱性などの「室内環境を高める」ことも重要です。そして、耐震性や防犯性など「安心して安全に暮らせる住まい」とすることも大切です。

  • ヒートショックとは「急激な温度変化がもたらす身体への負担」のこと。具体的には、血圧や心拍数の変化などとして現れ、脳卒中や心筋梗塞の原因となります。ヒートショックなどを主な原因とする家庭内事故の死亡者数は交通事故による死亡者数の2.9倍といわれています。
  • 所在地 : 佐賀県小城市
  • 用途 : 専用住宅
  • 家族構成 : 2人
  • 設計 : 野中建築設計事務所
  • 施工 : 野中建築設計事務所
  • 種別 : リフォーム
  • 竣工 : 平成26年06月
  • 延床面積 : 52.96㎡(施工面積)
  • 構造 : 木造2階建

大人暮らしを愉しむ

「バリアフリー住宅」といえば無骨で無機質な手すりが至る所に設置してあって、どちらかというと病院やリハビリ施設の延長のような空間になりがちです。もちろんそれが悪いとはいいません。ですが、バリアフリー住宅だからといってデザイン性を諦めることはありません。デザインも快適性の一つです。快適で安らげる空間で「第二の人生を楽しむ」こと、そして、「暮らしを楽しむ」ことが一番の健康法なのかもしれません。